京セラドーム大阪の座席の中で、最もフィールドに近く臨場感を味わえる大商大シート。
先日、その大商大シートで観戦してきたので感想や発見についてまとめてみた。
大商大シートについて
大商大シートとは
大商大シートとは、 京セラドームのフィールドシート のことだ。
フィールドシートについては、以下のWikipediaの説明の通り。
フィールドシートは、野球場においてグラウンドの最前線(ファウルゾーン)までせり出して、選手のプレーを目前で見渡すことのできる座席のことである。
(引用 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/フィールドシート)
オリックス・バファローズ公式ホームページにも以下のように紹介されている。
グラウンドに迫り出した大商大シートは、選手と同じ目線から迫力あるプレーを間近に観戦できる大人気シートです。
防球ネットがない、グラウンドにせり出した座席です。
(引用 https://www.buffaloes.co.jp/ticket/lottery/)
球場の他の座席よりもグラウンドに近く、臨場感を味わえるのがフィールドシート最大の特徴だ。
S、A、Bの3種類ある
大商大シートは場所ごとにランクが分けられており、S、A、Bの3種類ある。
Sが最もホームベースに近く、Bが遠い。
チケットの購入方法
大商大シートの購入方法は、オープン戦と公式戦で異なる。
それぞれ紹介していこう。
オープン戦 先着順
オープン戦では、シーズン中の公式戦であれば抽選販売される座席も先着順で購入することができる。
大商大シートのみならず、エキサイト指定席やレストラン席なども先着順で購入可能だ。
バファローズのファンクラブ、BsCLUBの会員グレートが高い順に購入できる。そのため、下のグレードだと買えるタイミングが回ってきても座席が残っていないことも。
公式戦 抽選
公式戦では、大商大シートは抽選発売である。
抽選期間はファンクラブの全グレードで同じ。ファンクラブのグレードの高さは関係なく、当たるかも運次第。
抽選期間は公式ホームページに随時発表されるのでこまめにチェックしよう。
価格
オリックス・バファローズの主催試合では、チケットの発売に
ダイナミックプライシングを採用している。
そのため、 購入するタイミングでチケットの価格が上下する。
以下で紹介する価格は、公式ホームページで紹介されている基準価格だ。
オープン戦
一般 | ファンクラブ | |
---|---|---|
大商大シートS | 7,000円 | 6,300円 |
大商大シートA | 6,000円 | 5,400円 |
(2024年のオープン戦価格)
オープン戦では、SとAの2種類で区別されている。
座れる場所は変わらない。
公式戦
一般 | ファンクラブ | |
---|---|---|
大商大シートS | 26,000円 | 25,000円 |
大商大シートA(前方) | 21,000円 | 18,600円 |
大商大シートA(後方) | 16,000円 | 14,400円 |
大商大シートB | 14,000円 | 13,400円 |
料金表・座席図 | オリックス・バファローズ (buffaloes.co.jp)
比較していただくと一目瞭然だが、オープン戦と公式戦で
チケットの値段が全然違う。
公式戦に比べるとオープン戦はとても安いので、 一度座ってみたいという方はオープン戦が狙い目だ。
いざ、大商大シートへ
ここからは、実際に大商大シートに座ってみた時の様子を写真を交えながら紹介する。
座席周り
足元はゆとりのある広さ
足を伸ばせるし、荷物を床に置いても余裕がある。
座席は柔らかいクッション
座席は柔らかいクッションで、長時間座っていてもしんどくならない。
打球の直撃から身を守るための装備品
大商大シートにはネットがないので、ファールボールが直撃する恐れがある。
そのため、以下の装備品が貸し出しされている。
①頭を守るヘルメット。
②目を守るゴーグル。(写真ありません…)
③飛んできたボールを取るためのグローブ。
S、Aにはテーブルと棚がある
大商大シートSとAには、天板がテーブルとして使える棚がある。
座席からの見え方
ウォーミングアップの時が一番近くで見られる
試合前のウォーミングアップの時、最前列の座席では比喩ではなく本当に手を伸ばせば届く距離に選手がいる。
この日は西川龍馬選手が目の前に。
外野手の見え方
1塁側ならライト、3塁側ならレフトを守る選手がよく見える。
写真はこの日ライトを守っていた西川龍馬選手。
内野手の見え方
大商大シートBからだと、セカンドを真横から見る角度になる。
投手の見え方
投手は撮りやすいが、審判やコーチが邪魔になるのでタイミングや座席の場所が大事。
打者、捕手の見え方
ベースコーチや審判がいるため、打者や捕手は撮りにくい。
選手からのファンサービス
ネットがないため、試合前や試合中に手渡しでボールをくれる選手もいる。
この日は頓宮選手がファンのお願いに応えてボールを渡していた。
観戦した感想
快適な観戦環境
足元が広々としていて、荷物を床に置けたこと。
座席が柔らかく座っていて疲れなかったこと。
最後まで集中して試合を観戦できた。
選手を間近で見られる
「座席からの見え方」の項目でも紹介したが、選手が非常に近くで見られる席である。
どの選手が近くに来るかは運次第だが、お目当ての選手が手を伸ばせば届く距離で見られるチャンスがある。
試合中は常に油断できない
ファールボールが飛んでくる可能性があるので、試合中はボールの行方を常に追いかけていた。
大商大シートでは、インプレー中の飲食は控えるように案内が置かれていた。
まとめ
①選手を近くで見たい人にはもってこいの座席!
大商大シートは、グラウンドにせり出しているうえネットがないので
選手との距離が非常に近い。
選手を近くで見たいという人にはもってこいの座席だろう。
②試合中は常にプレーを見続ける必要がある
大商大シートにはネットがないので、ライナー性のボールが直撃する恐れがある。
直撃を避けるため、試合中はボールから目を離すことができない。
そのため、食事をゆっくり楽しむこともできない。
野球だけを1試合集中して見続けることができるようになるまではしんどいかもしれない。
始めての野球観戦向けの座席ではなく、野球観戦に慣れてから座るべき席である。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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