2月8日から11日にかけて、オリックス・バファローズの宮崎キャンプを見学してきた。
今後行かれる方の参考になれば。
0日目 2月7日
前泊
翌日に朝一番の飛行機に乗るため、伊丹空港直結のホテル
「大阪空港ホテル」に宿泊した。
全国旅行支援に加え、「大阪いらっしゃいキャンペーン」の適用を受けることが
できたので割引とクーポンの金額を差し引くと本来1万円以上かかる宿泊代が
実質4000円以下で泊まることができた。
空港からホテルへのアクセス
空港直結だけあってアクセスも抜群。
北ターミナルの到着口の前にあるエスカレーターを上り、
上ったら柱のほうへ進む。
するとホテルの入口に到着。
あっという間。
大阪空港ホテルの客室
オーソドックスなビジネスホテルの設備が揃っている。
枕元はコンセントではなくUSBの差込口。
コンセントは3個差込口を確認できた。
旅行支援のおかげで4000円以下で睡眠時間を確保でき、かつ空港直結なので
寝坊しない限り慌てなくて済む。
精神的にも肉体的にも余裕をもって出発することができた。
1日目 2月8日
いざ、宮崎へ
大阪から宮崎空港まで
一番早い伊丹7:10発の飛行機で宮崎へ向かう。
朝一番の時間なので、保安検査場もそれほど混雑はしていなかった。
とはいえ、ギリギリに行くと他の乗客の方々に迷惑をかける可能性もあるので
朝一番の便でも出発時刻の30分前には保安検査場に到着することを勧める。
上昇時も下降時も揺れが全くなく、快適な空の旅だった。
宮崎空港到着
到着後はレンタカーで会場の清武総合運動公園へ。
宮崎空港では、空港のインフォメーションに予約したレンタカー会社の名前と
自分の名前を告げると、会社に連絡を入れてレンタカー会社が迎えに来てくれる。
レンタカーを予約した方は、まずはインフォメーションの方に声をかけよう。
球場への道のり
空港からバファローズのキャンプ地、清武総合運動公園までは15分~30分ほど。
空港から清武へは道のりが少々複雑。ナビを設定して向かうべき。
以下はルートの一例。右折左折も少なめ。
分かりにくいのが嫌な方、少しでも早く行きたい方は高速道路を利用しよう。
利用区間は宮崎ICから清武南ICまでで、料金は軽自動車320円、普通車360円。
この日の練習見学
ここからは当日の動きを時系列順で振り返る。
多目的グラウンドで投手陣のキャッチボール、投内連携見学
多目的グラウンドは、他のグラウンドと比べて選手が近くで見られる可能性が高い。
この時も、比嘉幹貴選手をこの距離で見られる近さ。
山﨑福也選手
平野佳寿選手
近藤太亮選手
石川亮選手
SOKKENスタジアムでLIVEBP(シート打撃)見学
SOKKENスタジアムでLIVEBP(シート打撃)が行われる予定だったので向かった。
WBC日本代表に選出された山本由伸、宮城大弥、宇田川優希選手が
登板した。
お昼ご飯
宮崎名物の辛麵をいただいた。
寒い時には辛いもので刺激が欲しくなる。
グッズ購入
キャップやキーホルダー、ユニフォームなどを購入。
日本一への軌跡を見られるDVDも山積みになっていた。
サイン会に並ぶ
2023年の春季キャンプでは、球団の管理下において行われるもの以外の
サイン、写真撮影が禁止されていた。
なので、選手のサインを入手しようとすると1日1回行われるサイン会に
並ぶしかなかった。
↓サイン会の様子
この日のサイン会は誕生日の #太田椋 選手😀#HBD #Bs2023 #ORIX #MYZ23 #宮崎 pic.twitter.com/J09Fa3AHyD
— オリほーーーち (@hochi_orix) February 14, 2023
さらに、並んだからといって確実にもらえるわけではなく
じゃんけんや抽選でもらえる、もらえないが決められた。
(キャンプ序盤は選手とのじゃんけん、自分の時は抽選)
並んだのにもらえない可能性もあるわけだが、もらうには並ぶしかない。
午後3時前、「本日のサイン会は山崎颯一郎選手」とのアナウンス。
オリ姫の歓声があがる待機列。
さあ、はたして抽選の結果は!?
当たり!!
おりほー!!
多目的グラウンドで守備練習を見学
サインをゲットしルンルン気分で公園内を闊歩。
どの練習を見学しようかと考えていたところ、多目的グラウンドで
守備練習が行われている様子を見つけ、見学することにした。
中嶋監督が若月、石川捕手へ直接指導。
多目的グラウンドの別のエリアでは、梵コーチが野口、山中選手へノックを
打っていた。
2日目 2月9日
埼玉西武ライオンズのキャンプを見学
ライオンズのキャンプ地・南郷への道のり
この日はオリックスがオフで、練習がなかったので
南郷市で行われている埼玉西武ライオンズのキャンプを見学してきた。
所要時間は宮崎市街から車で1時間ほど。
海岸線に沿って走る区間がしばらくあり、きれいな海を見ながら
車を走らせると1時間があっという間に感じた。
ドライブルートとしてもおすすめ。
練習風景
源田壮亮選手
外崎修太選手。
チームメイトに積極的に指示を出す姿が印象的だった。
鈴木将平選手
「おぐら」のチキン南蛮
チキン南蛮を生み出した店、「おぐら」
宮崎に来たらどうしても食べたいものがある。
それは「おぐら」のチキン南蛮。
宮崎の名物料理であるチキン南蛮発祥の店として有名だ。
ライオンズの練習を何時間か見たのち、遅めの昼食として宮崎市内に
帰ってから食べに行った。
独特の甘酸っぱいタレとタルタルソースがかかったチキンを
白ごはんと一緒にほおばると口の中が幸せな空間になる。
瀬頭店のほうがおすすめ
「おぐら」は宮崎市内に2店舗ある。
本店
瀬頭店
本店のほうは、繫華街の路地裏にあり平日でも大混雑。
実は前日の夜に食べようと思い本店に行ったのだが
到着した18:30の時点で15人程度並んでいた。
15分ほど並んでみたが列が動く気配は全くなく、いつ夕食にありつけるか
分からなかったので諦めたのだ。
瀬頭店のほうが席数も多く、繫華街から離れているのでおすすめだ。
3日目 2月10日
雨の日の練習見学について
この日は朝から雨が降っていた。
となると、練習の大半は屋根のついている
日向夏ドームやウェイトトレーニングルームで行われるので見学するのが
難しい。日向夏ドームは見学スペースがわずかしかないし、
ウェイトトレーニングルームはそもそも見学できない。
しかし、選手がプレーしているのを見られる場所はまだある。ブルペンだ。
ブルペンには屋根がついているので、雨の日でも使われる。
観客席にも屋根がついているので足元は汚れるが見学できる。
宮城大弥選手
近藤太亮選手
石川亮選手
サイン会
この日のサイン会は中川圭太選手。
2日連続の当選なるか!!
なりませんでした・・・。
4日目 2月11日
こんなことは初めて
この日は土曜日。となると、見学に来る人も増える。
自分が前回キャンプに来た2020年は、
休日こそそれなりに人はいたものの平日はスカスカ。
その休日も、巨人とソフトバンクのキャンプを見に来た人がついでに
立ち寄るパターンが多いと感じた。(身につけているもの、話の内容で)
前年(2019年)は最下位で5年連続のBクラス。
注目度が低いのは仕方がなかった。
しかし、2021年にリーグ優勝、2022年には日本一。
こうなれば注目を集めるのは当然のことだ。
オリックス宮崎キャンプ観客数
(SOKKENスタジアム)
第2クール
2/7(火) ☔️ 11℃ 2000人
2/8(水) ☀️ 15℃ 7300人#Bs2023 #ORIX— ニッカン整理部オリックス応援隊(ボル) (@nsballouen) February 10, 2023
平日でこれなら休日はどうなるのかと恐れおののいていた。
結果、
オリックス宮崎キャンプ観客数
(SOKKENスタジアム)
第3クール
2/10(金) ☔️16℃ 5500人
2/11(土) ☀️ 14℃ 17000人
2/12(日) ☀️ 16℃ 16500人#Bs2023 #ORIX— ニッカン整理部オリックス応援隊(ボル) (@nsballouen) February 13, 2023
17000人。下手すると京セラドームで行われる平日の試合より入っている。
そして巨人やソフトバンクのついでではなく、オリックスを目当てに
清武を訪れている人が大半のようだ。
キャンプ見学はこれで4回目だが、こんなことは初めてだ。
この日の練習見学
多目的グラウンドでキャッチボール、投内連携
初日(2月8日)と同じように、多目的グラウンドでキャッチボールの後
投内連携。
山岡泰輔選手
田嶋大樹選手
J.ワゲスパック選手
ここからは投内連携の様子。
山本由伸選手
宜保翔選手
宮城大弥選手
SOKKENスタジアムで打撃練習を見学
ローテーションでフリー打撃やトスバッティング、バント練習を
こなしていく。
バント練習以外が撮りづらかったので、バント練習の写真がメイン。
紅林弘太郎選手
元謙太選手
太田椋選手
多目的グラウンドでノックを見学
多目的グラウンドで宗佑磨、大城滉二、山足達也、西野真弘選手のノックを見学。
サブ球場でスローイング練習を見学
サブ球場で渡部遼人、来田涼斗選手のスローイング練習を見学。
宮崎観光ホテル
宮崎滞在中、宮崎観光ホテルに宿泊した。
部屋はこんな感じ。
朝食バイキングがとても美味しく、特にクロワッサンが絶品なので是非食べていただきたい。
オーブントースターで2分ほど焼き、バターを塗って食べると
クロワッサンの生地に染み込んでいるバターと塗ったバターの相乗効果で
美味しさが2乗になる。
まとめ
以上、宮崎キャンプの見学レポート終わり。
オリックス・バファローズのキャンプは選手との距離の近さが何よりの魅力。
観覧エリアと選手の通路の境界は、ご覧のようにコーン一本で区切られているだけ。
この近さが遥か宮崎まで足を運ぶ理由、という人も多い。
ただ、近すぎるが故にファンが選手に迷惑をかける可能性も
他球団と比べて高い。
現在のところ選手に迷惑をかけたというような話は聞かないが
これからもこの近さを守り続けるために、
ファン一人ひとりがルールとマナーを守ることが大事。
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